高校生以下対象の 4/6 以降の大会の延期・中止の判断について(通達)
拝啓、平素は日本ラグビーの普及発展につきまして多大なるご尽力を賜りまして厚く御礼申し上 げます。 新型コロナウイルス対応で、日本協会として、4 月 5 日(日)までの期間の高校生以下を対象とし た大会を原則として延期・中止とすることを 2 月 28 日付通達『高校生以下対象の大会の延期・中 止のお願い』でお知らせさせていただきました。3 月 20 日にスポーツ庁政策課より発信された 「各種スポーツイベントの開催に関する考え方について(令和2年3月 20 日時点)」に基づき、 以下の方針とすることとしました。地域での大会開催においては3月 19 日に新型コロナウイルス 感染症対策専門家会議から示された「地域ごとの対応に関する基本的な考え方」や「大規模イベ ント等の取扱い」,「多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例」を参考にして、選手関係 者の安全を最優先し、実施の可否について慎重に判断をいただきたくお願いいたします。
全国的な大規模イベント等に相当する大会は中止・延期を継続(5 月 6 日まで) 地域での大会開催については、選手関係者の安全を最優先し、実施の可否について地域ごと に慎重に判断して実施または中止・延期(4 月 6 日より)
「地域ごとの対応に関する基本的な考え方」からの抜粋 感染状況が拡大傾向にある地域では、まん延のおそれが高い段階にならないように、まずは、地域における独自のメ ッセージやアラートの発出や一律自粛の必要性について適切に検討する必要があります。その場合、社会・経済活動 への影響も考慮し、導入する具体的な自粛内容、タイミング、導入後の実施期間などを十分に見極め、特に「感染拡 大が急に広まりそうな局面」や「地域」において、その危機を乗り越えられるまでの期間に限って導入することを 基本とすべきだと考えます。 感染状況が収束に向かい始めている地域並びに一定程度に収まってきている地域では、後述するように、人の集まる イベントや「3つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避する対策をしたうえで、感染拡大のリスクの低い活動か ら、徐々に解除することを検討することになると考えます。ただし、一度、収束の傾向が認められたとしても、クラ スター(患者集団)発生の早期発見を通じて、感染拡大の兆しが見られた場合には、再び、感染拡大のリスクの低い 活動も含めて停止する必要が生じえます。 感染状況が確認されていない地域では、学校における様々な活動や、屋外でのスポーツやスポーツ観戦、文化・芸術 施設の利用などを、適切にそれらのリスクを判断した上で、感染拡大のリスクの低い活動から実施してください。た だし、急激な感染拡大への備えと、「3 つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避する対策は不可欠です。
貴協会におかれましても主旨をご理解の上、加盟都道府県協会に周知徹底いただけますようよろ しくお願い申し上げます。 敬具